導入事例(遠隔地雇用サービス)

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GMOインターネット株式会社 様

グループ人事部部長 久住 様(写真右)
グループ人事部   橋本 様(写真左)

(ビフォー)
障害者雇用についての法律の観点や、CSR(企業の社会的責任)としての取り組みも考慮して障害者の採用を行っていた。しかし、自社で雇用をするにあたって、労務管理上の課題や、効率性や生産性を求める社内での意見もあり、障害者雇用は社内調整が難航していた。

(アフター)
障害者雇用のノウハウや、物理的な問題(自社雇用する場合の通勤問題など)を解決し、障害者3名の雇用につながった。今は障害者スタッフの意識改革を進めており、もっと主体的に考えて動けるような人材になってもらうべく働きかけている。


グループ人事部 橋本様の動画インタビュー

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しかし、「雇用率は確保しなくてはいけない」(ウイングルに出会うまで)

障害者雇用促進法により、法定雇用率の未達成企業は罰金(納付金)を課せられ、また社名公表になる場合もあります。弊社は東証一部の上場企業であるので、CSR的な観点からも法定雇用率を早期に達成するべきではないか、ということで障害者雇用に積極的に取り組み始めました。

採用を進めるため、ハローワークへの相談や、メディアを使っての広告出稿などを積極的に行いました。しかし、いざ採用となった時に色々な問題が発生しました。
まずは環境整備について。特に車いすの方の事を考えると、最寄り駅から会社までの歩道橋や段差、自家用車の駐車スペースの確保など通勤手段をはじめ、社内での座席間の移動のしにくさなどがありました。
また、各部署との調整でも苦労しました。実際に雇用するにあたり、一緒に仕事をする人の理解を得たり、不安を感じている人のサポートなど、労務管理面の課題がありました。
他にも、「環境整備に対するコストはどの部署が持つのか?」「実際に社内で働かせることができるのか?」といった内容まで含めて検討した結果、社内(東京)では実現まで時間がかかると判断しました。
やはり各部署からは障害者を雇用する必要性は理解できても、そこで得られる明確なメリットがあるかどうかを中心に考えます。現場が押しつけられ感を感じないように進めたかったのですが、障害者雇用の事例がほとんどなかった当社では、この理解を得るのはなかなか難しいことでした。しかし、「雇用率は確保しなくてはいけない」そうした状況にあったのです。

最初は意思疎通が難しいと考えていました。(導入プロセスで懸念していた点)

とあるご縁でウイングルさんとお会いして、いざ(障害者の遠隔地雇用サービス)導入となったときに懸念点は2点ありました。
1点目は、障害を持った方々との意思疎通です。東京と仙台という物理的に距離が離れた遠隔地雇用のため、最初は意思疎通が難しいと考えていました。
社内であれば、一声かけるだけで会話が出来るのですが、電話やメールなど顔が見えないやり取りが多く、直接的な関わりがあまり持てないなど心理的な距離を近づけるのに苦労しました。
現在はこまめな連絡を長年重ねてきたことと、実際の訪問で解消されつつあります。
2点目は、障害を持った方のポテンシャルを社内に対して伝えていくことです。現場も人事もお互いに障害を持った方々を雇用するという経験が無く、障害を持った方々は何が出来るのか、社内でどう提示していいのかが、最初は分かりませんでした。現在は、すでに3名の雇用をしているので、継続的に社内への啓蒙をして、理解を図っています。

ウイングルさんのレスポンスは早い! (サービスの導入後)

遠隔地雇用のため、センターで働いている方とは密に連絡を取るように心掛けています。チャットシステムを用いたり、実際に訪問して話をしています。3ヶ月に1度はセンターに訪問し、直接会う時には本当にざっくばらんな話をしています。 「日頃困っていることはない?」「最近モチベーションや体調とかはどう?」と話しかけています。
あとウイングルさんが毎月面談をしていて、その面談報告で気になることを質問したり、前の月と比べて業務成果が下がっていることがあれば、質問して原因を把握。その上で対策を立て実行しています。我々で改善できる部分があれば我々が対応し、本人で改善が必要であればご自身で改善して頂いています。
ウイングルさんの対応という面では、課題や問題というものは感じていません。今まで懇意にお付き合いいただいていますので、阿吽(あうん)の呼吸というか、「ちょっと、ここの部分を懸念しているのですが」と、こちらから投げかければ、すぐに対応してくださり助かっています。
また、レスポンスはとても早いと思います。「早いレスポンス」は当たり前なのかもしれませんが、こういう一つ一つの行動をきちんとしていただけると、お互いの信頼関係も高まると感じています。

「やらされている仕事からやっている仕事」に意識転換を。(現在の課題点)

今、一番の課題としては、「障害を持った方の意識の向上」「です。やらされている仕事から、やっている仕事へ」意識を変えてほしいのです。ここが実は一番難しい課題だと思います。他の正社員でも同じ部分で課題を感じている人が多いのが現状です。
センターで働く彼らも、1~3年近く「GMOインターネットの社員」として働いてきていますので、GMOインターネットグループのマインドを理解し、行動面で成長してもらいたいです。
具体的なイメージとしては、現在の仕事に関する改善点を提案して頂いたり、彼らから本社の各部署に向けて、「私たちはこんなことができる、だからこういった仕事を頂けないか。」とアピールしてもらい、仕事をお願いされる存在になっていってもらいたいのです。
はじめはこちらからアプローチし、彼らに意識的にやってもらうことで、そのうち無意識に彼らができるよう意識転換を図っていきたいと思っています。彼らからのアクションがあることで、社内でも彼らがどんな仕事ができるのかということが明確になり、社内理解も進むと考えています。
そういった部分も含めて意識転換をしていってもらいたいと考えています。


グループ人事部 部長 久住様の動画インタビュー

久住人事部長からのメッセージ

私が、ウイングルさんで素晴らしいなと思ったのは企業理念です。企業と障害者とウイングルさん、この3者でWinのトライアングルを作ろうという理念に対して非常に共感いたしました。
私達がウイングルさんと知り合った当時、雇用していた障害者は2名(3ポイント)だけでした。業務を行うにあたって一定の配慮が必要な障害を持った方を雇用したことがないので、雇用ノウハウ、管理体制ノウハウもなく、雇用をしたいけれどできないという状況でした。そんな時、ウイングルさんからの「業務を行うにあたってのあらゆる配慮は、こちらでサポートをする」というご提案は、私達のニーズと合っていました。「うまくいくかは分かりませんが、まずはスタートし、トライアンドエラーでいきましょう」と、ウイングルさんにお任せしました。
また、当時ウイングルさんはこの遠隔地雇用の事業を始められたばかりでしたので、その新しいサービスを作っていくことに携われるということもお任せする決め手となりました。
現在、私達の社員として、3名のスタッフがウイングルさんにお世話になっています。よく頑張ってくれているのですが、これからの動きで期待している部分も多いです。私達が期待しているのは、「(3名のスタッフが)自分たちで仕事の意味や目的を考えて、創意工夫をして取り組んでもらう」ということです。「この仕事だったらこういう風に改善したらどうか」「この仕事だったらこのように取り組んだらもっと上手くいくのではないか」とひとつ上の視点で、日頃の業務をやって頂きたいです。
従って、仕事の目的をきちんと理解し、主体的で積極的な働きかけを、是非とも期待しています。

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