2006年当時の段階ではレックスグループでは障害者雇用が1名のみだったため、その年の9月に品川のハローワークの方がきて、指導を受けました。そこから3年間で障害者雇用率を達成しなければならなかったのですが、社内の方々の理解という面で苦労しましたね。実際、本社ではバリアフリーの問題、店舗では設備環境が整っていなかったという状況でした。そこへ追い打ちをかけるように2006年11月に弊社は上場を廃止した為、事業の方針変更・組織編成など大変慌しくなった事で、障害を持つ方の積極的な雇用活動にはつながりませんでした。
このような状況だったのですが、2008年の1月には紹介業者を通して障害を持っている方の面接を行なうなど積極的に採用を進めてはいました。しかし、本社での雇用の難しさなど問題が多く出てきており、このまま続けるのも限界であると感じていました。そこでたまたまHPで知ったウイングルさんに問い合わせたところ、一気に話が進み、その年の8月から雇用がスタートすることになりました。
実は遠隔地雇用という形式についても、自社で出来ないものが本当にサテライトオフィスで出来るのかという不安は少なからずありました。しかし、センターの見学などを通して、「この様子だったら十分大丈夫」という話になったのです。
導入事例(遠隔地雇用サービス)
株式会社レインズインターナショナル 様
CS本部人事総務部 部長 長谷川 様(写真右)
CS本部人事総務部 人事担当マネージャー 光藤 様(写真左)
(ビフォー)
社内の方々の理解という面や、設備環境が整っていない、会社方針の変更など様々な要因で障害者雇用を進めることが出来ずにいた。ハローワークや紹介業者を利用してもうまく本社で障害者雇用をスムーズに行うことができず、頭を悩ませていた。
(アフター)
現場で行っている様々な業務を、障害を持っている方に任せることが出来るようになった。実雇用率も上昇し、将来的にはサテライトオフィスを独立採算で行っていきたいという大きな目標も持っている。
人事担当マネージャー 光藤様の動画インタビュー

本社での雇用の難しさの問題等で、継続に限界を感じていました(ウイングルに出会うまで)

自社で全てを行わずにすみ、助かる部分は多かったです。(サービス導入の決め手)

殆どの企業が採用面の手段として利用しているのが、ハローワークや紹介業者でありますが、どちらも我々のニーズを満たしてくれる方の紹介はありませんでした。
しかしながら、ウイングルさんで良かったのは、紹介前に就労センターで実際に実務を経験し、個々の方々の個性を確りと把握されている上での紹介や、遠隔地雇用といった新しいスキームを持っていてサテライトオフィスにて管理面を行ってくれるという点ではないでしょうか。例えば各部署に障害の方を配置するようになった場合、体調管理などをすべて人事部がサポートするのは難しいと思います。しかし、ウイングルさんが専門的にサポートすることで、ノウハウのない自社で全てを行わずにすむので、助かる部分はやはり多かったです。何より他社の事例・ノウハウがあるので、安心しましたね。
また導入のプロセスに関しては特に苦労ということはなかったですね。8月の設立ですが、それまで4ヶ月あまり、何度もウイングルさんと打ち合わせを繰り返し、必要な設備環境・業務の切り出し・手続きの方法など、準備を進めていましたし、会社としてもこの頃には、バックアップ体制がきちんとできており、特に設備面や採用時の手続き、研修などのサポートも皆が協力してくれました。そういう意味で、苦労したという部分は本当にないですね。
予想以上の仕事をして頂け、意識面で変化はありましたね (実際に雇用をしてみて)
偏見になると思うのですが、障害のある方は仕事に対して制約があるのものだと思っていました。しかし、実際にはいろいろな部分で、わたしたちの予想以上の仕事をしていただいたので、意識的な面で変化はありましたね。最初は雇用率を守らないと、という気持ちから始めましたが、今は可能な限り働きたい方がいればお願いしたいと思っています。これまでレインズは業務過多で、店長や現場の仕事も比較的多くありました。しかし、もともと店長の仕事として行っていたアンケート入力を、サテライトオフィスでやっていただくなど、現場にとっては助かる業務を多く行っていただいています。このように一定の成果をあげてくれているので助かっています。
しかし反対に、今現在の課題点もサテライトメンバーと業務担当者のそれぞれにあると思っています。私達には、まだ障害やその症状について把握しきれない部分があります。また、国からどういった支援、助成が受けられるのかについても全て理解しているわけではありません。そういった部分の情報をサテライトのメンバーと業務担当者が共有していく事が出きればいいですね。また、ゆくゆくは業務担当者とサテライトメンバー間の直接のやり取りを行っていきたいと考えており、各部署・業務担当者の理解、お互いの話し合いはもっと必要であると思います。
また私達の会社には、社内だけで見ることができるブログがあり、そのブログにこれからサテライトオフィスの様子もわかるようにしたいという話もあります。サテライトオフィスにスタッフが気軽にいけるような雰囲気づくりもしていきたいですね。
サテライトオフィスが独立採算で事業を展開できるように(今後の展望)
今後はサテライトオフィスが独立採算で事業を展開できるようにしていきたいですね。特例子会社のようなイメージです。本当にそうなるのは最終的な段階なのでしょうけれども、目指すべき方向としては明確です。今は軽作業的なものが多いのですが、今後は「皆でアイデアを出し合って作り上げていけるようなものになれば」と考えています。サテライトから出たアイデアを企画・提案し本社でそれが採用される。今後はそのようにサテライトオフィスから発信するという形を目指して頑張っていきます。
このようなことを含めて、これからはサテライトのメンバーにいろいろなことに挑戦してほしいと思います。今に甘んじるのではなく、いろいろな業務に取り組んでほしいですね。そのためなら、私も各部署から様々な業務を切り出してもらえるように働きかけますし。現在のサテライトオフィスメンバーの意向を聞いて、それを実現できるように我々もサポートしていきたいと考えています。











【感想コメント(えがおのこえ)】浅古 清さん(㈱レインズインターナショナル社員)







